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妊娠中に貧血になるのはヘモグロビンが関係しています

妊娠中の貧血に関わるヘモグロビン

 

妊娠中に貧血になった際、病院で検査を受ける時によく聞く単語が「ヘモグロビン」です。

 

このヘモグロビンは血液と切り離せない関係にあるのです。

 

そんなヘモグロビンが減る原因・関連する成分のミオグロビン・ヘモグロビンを増やす方法について解説いたします。

 

ヘモグロビンってそもそも何なの?

ヘモグロビンと貧血の関係は?

 

ヘモグロビンは脊椎動物の血液中の赤血球の中に存在し、酸素を運搬する色素たんぱく質です。

 

記号はHbです。主に鉄を含むヘムとたんぱく質ポリペプチドからできているグロビンからできています。

 

グロビンはサブユニットが4つ結合した複合たんぱく質で、4量体構造と呼ばれています。

 

1つのヘモグロビンは4つの酸素分子を運ぶことができます。酸素分子と結合して、肺から全身へ酸素を運搬しています。

 

量を測定して赤血球数を把握することで、貧血の種類や性質を判別することができます。

 

酸素と結合すると鮮やかな赤色になり、酸素を離すと二酸化炭素と結合して暗めの赤色になります。

 

血液検査の中ではHbA1cと記載され、この値が基準値よりも高くても低くても問題が生じます。

 

ヘモグロビン値が低いと貧血と判断され、高いと糖尿病になる恐れがあります。

 

貧血の診断はヘモグロビン濃度Hb、ヘマトクリット値Ht、赤血球数から判断しますが、特にヘモグロビン濃度が重要になります。

 

Hbの基準値は女性で1DL中に12グラム、Hbの値が9から10の場合には貧血と診断されます。

 

ヘモグロビンは血液中の糖とも結びつく性質を持っています。A1cの正常値は6.2%です。6.5%以上は糖尿病と診断されます。

 

 

貧血はヘモグロビンの減少で起きる症状です。逆に高いと糖尿病になってしまうので注意しましょう!


ヘモグロビンが減る原因は何?

ヘモグロビンが減る原因は?

 

偏食やダイエット、胃潰瘍、切れ痔、生理などで出血をしている時に起きやすいです。

 

またジョギングやランニングなどの運動の際にかかとの血管が押しつぶされて、血流が滞ってしま打事が貧血の原因になることがあります。

 

妊娠中に貧血になると赤ちゃんへ送る栄養が減ってしまいます。そうなると成長に影響が出てしまいます。

 

なので妊娠中は貧血にならないように慎重な対策が必要です。

 

赤血球とヘモグロビン量から算出されるのが平均赤血球ヘモグロビン量MCHです。

 

赤血球1個あたりに含まれているヘモグロビン量の平均値で正常値は27から32pgです。

 

ヘマトクリットとの関係から算出されるのが平均赤血球色素濃度MCHCです。

 

一定容積の赤血球にどれくらい含まれているかを示しており、正常値は31から36%です。

 

MCVは平均赤血球容積を示しており、赤血球1個の大きさを表しています。

 

貧血には多くの種類がありますが、MCVで種類を分類することができます。

 

赤血球が通常の大きさの場合には正球性、基準より低い場合には小球性、基準より高い場合には高球性となります。

 

MCVの正常値は81から100flで、正常値より高いと悪性貧血、葉酸欠乏貧血、低いと鉄欠乏性貧血が疑われます。

 

妊娠中の貧血を診断する場合にはヘモグロビン濃度10.5グラムDL以下の場合です。

 

数値が10を切ると常位胎盤早期剥離を起こしやすくなるため、充分に赤ちゃんが育っていない状態で早期出産となってしまいます。

 

妊娠22週〜37週未満の状態で出産する事が早期出産の対象となりますが、未熟児や発達障害を持って生まれる可能背が高くなってしまうのです。

 

なので妊娠中に貧血になる事は母体だけではなく赤ちゃんへのリスクも高まるので注意してください。

 

もし貧血になって医師に相談した際は、鉄剤を処方されるのが一般的です。

 

 

ヘモグロビンは主に食習慣で数が変わるので、身体に良い食事を心がけてください


名前が似ているミオグロビンとは?

ミオグロビンって名前が似てるけど別物?

 

ミオグロビンは酸素中に存在し、酸素分子が代謝に必要となるまで貯蔵する色素たんぱく質です。

 

ヘモグロビンとは違い、血液中を移動することはほとんどありません。

 

ヘムを含むたんぱく質ですが、ヘモグロビンが4つ含まれているのに対し、ミオグロビンは1つのヘムを含む単量体です。

 

運動などによって筋肉中の酸素濃度が低下した時に酸素を放出します。

 

酸素と結合するとオキシミオグロビンとなり、鮮明な赤色になります。

 

酸素と長く接触しているとヘム鉄が酸化されて色が褐色となり、メトミオグロビンと呼ばれます。

 

クジラやアザラシ、イルカなどの哺乳類は大量の酸素を貯蔵するために、ミオグロビンを筋肉に大量に蓄えています。

 

酸素との結合能力がミオグロビンの方がヘモグロビンより強いために、血液のヘモグロビンからも酸素を受け取り貯蔵しておくことができます。

 

肉の色が赤いのはミオグロビンが多く含まれているのですが、ミオグロビンが多いほど鉄分を多く含んでいるので赤ければ赤いほど良いのです。

 

ミオグロビンとして存在している鉄は筋肉では体全体の3%程度です。

 

妊娠中、または妊娠の可能性がある女性は肝臓、脾臓、心臓など臓器の内部に存在している鉄分を貯蔵しているたんぱくフェリチンの検査をして貧血かどうかを調べています。

 

フェリチンの基準値は50から100です。血液の鉄分がヘモグロビン、筋肉の鉄分がミオグロビン、臓器の鉄分がフェリチンです。

 

 

ミオグロビンは酵素分子を貯蔵する成分で、鉄分と結びつくので多いほど貧血対策にもなります


ヘモグロビン数値を高める方法は?

ヘモグロビン数値を高めたいけどどうしたらいい?

 

女性の半数は貧血といわれており、鉄や葉酸が不足している状態です。

 

妊娠中は特に貧血を避けなければなりません。

 

妊娠中かどうかに関わらず貧血は自覚症状がないことが多いので気づくのが難しいのですが、数値を正常にするためにはいくつか方法があります。

 

まずは鉄を摂取することです。そして血液のメインである赤血球を作るために葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、たんぱく質が必要です。

 

葉酸やビタミンB、ビタミンCを摂取すると鉄の吸収率が高くなります。

 

妊娠中は妊娠初期よりも妊娠中期から妊娠後期にかけてのほうが注意が必要です。

 

赤ちゃんの方を優先して栄養が吸収されてしまうからです。赤血球濃度が下がってしまうために、体に酸素がいきわたらず酸欠を引き起こす可能性も高くなります。

 

立ちくらみやめまいが起こる場合には脳貧血の可能性があります。筋肉が酸欠状態になると肩こりや冷え性になることもあります。

 

偏食、外食、ダイエット、インスタント食品を止めて、アルコールは節度を持って飲みます。

 

1日3食バランスよく食べ、主食は炭水化物、主菜は魚、大豆、肉、卵、副菜は海藻類、野菜、そのほかに果物や乳製品も取ります。

 

たんぱく質は体にためておくことができませんので、毎食主菜にして食べるのがおすすめです。

 

レバー、赤身の肉、赤みの魚、大豆製品、卵、ホウレンソウ、小松菜、ひじきは鉄分を多く含みますのでおすすめです。

 

特に鉄分と葉酸が妊娠中には必須と言われている成分であり、貧血解消と赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素です。

 

葉酸は名前の通り葉物野菜に多く含まれているので、食事に取り入れていってください。

 

 

ヘモグロビンと鉄分を増やすのに葉酸は欠かせない栄養素です!



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